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日本女性の美の秘密は、バスタイムのこだわりにあり。

ジャパニーズ・ビューティー・リサーチ第3回:入浴

四季を楽しむ繊細な感覚を持ち、美容感度も高いとされる日本女性。彼女たちが美しさのためにどんなことに気をつけているのか、いま世界が注目しています。

そこでジャパニーズ・ビューティー・インスティチュートは、2049名の日本女性に美容に関する意識調査を実施。全6回にわたり、さまざまなテーマでジャパニーズ・ビューティーの秘密に迫ります。

第3回のテーマは「入浴」。仕事や家事から解放され、身体と心をリセットするバスタイムは、ストレスの多い現代においてその重要性を増してきているといわれています。今回は、日本女性がどのように入浴を捉えているのか、その実態について調査しました。

※調査はコロナウイルス感染拡大前に実施したものです。

シャワーだけじゃない、「毎日湯船につかる」人が約60%

入浴=シャワーを浴びること、とイメージする人が少なくないかもしれません。しかし、多くの日本の家庭には湯船があり、入浴という言葉を使うとき「お湯につかること」という意味も含むのが一般的です。そこでまず、湯船の利用頻度について調査しました。

Q.どれくらいの頻度で湯船につかりますか?

湯船につかる頻度(冬 12~2月)

N=2049

「肩までしっかりつかって、身体を芯から温める」(30代)
「40℃のお湯に10分はつかる」(20代)
「夏でも湯船につかる」(40代)

最も多かった回答が「毎日つかる」で、約60%でした。週4日以上つかる人が95%を占めることからも、いかに日本女性の間で湯船につかることが習慣化されているかということが見えてきます。また「お湯につかって身体を温める」「時間がなくてもつかる」といったコメントも多く、入浴の際はただ汗や汚れを落とすだけでなく、湯船につかる時間を大切にし、美容や健康を支えるものとしてこだわりを持っている人が多いようです。

キレイのために使われる「入浴アイテム」とは?

日本女性はふだんどのように湯船につかっているのでしょうか。日本では、香りによるリラクゼーション効果や保湿効果を目的とした入浴剤が普及しています。そこで、実際に入浴剤がどれほど使われているのかを調査しました。

Q.入浴剤を使いますか?

湯船につかる人のうち、頻度を問わず入浴剤を使うことがあるという回答の合計は77%で、実に4人中3人が日常的に入浴剤を使っているという結果に。20%以上が「毎日使う」と答えていることからも、日本女性にとってなじみ深いアイテムだということがわかります。

Q.入浴剤に期待する効果は?

「疲れがとれる」(40代)
「発汗作用がある」(30代)
「全身すべすべになる」(20代)

日本女性の間で、なぜこれほど入浴剤が使われているのでしょうか?期待する効果について質問したところ、「リラックスできる」「身体が温まる」「疲れがとれる」という声が多く集まりました。なかでも美容意識の高い層※の間では「肌がきれいになる(皮膚や汚れが取れる)」「発汗が促進される」といった皮脂や老廃物を取り除くデトックス効果への期待も高く、美容のためのアイテムとして定着しているようです。

※「化粧品の情報については、他の同年代の人より詳しいほうだ」「フェイシャルエステに定期的に行くようにしている」など美容意識項目に複数該当する方(N=493)。

日本人の「お風呂好き」は、家の中だけにとどまらない!?

日本は銭湯や温泉などの入浴施設が多くあることで知られています。入浴へ高い意識を持っていることが見えてきた日本女性ですが、それらの施設をどれくらい利用しているのでしょうか。

Q.自宅以外で入浴をしますか?


N=2049

「月に1回は温泉に行って、リラックス」(40代)
「スーパー銭湯に行くのが好き」(40代)
「岩盤浴、サウナで汗を流す。夏は週1回ペースで通う」(20代)

自宅以外で入浴をすることがあるという回答に注目すると、約2人に1人が半年に1回以上利用しているという結果に。「毎月温泉に行く」などレジャーの1つとして捉えるコメント、また「リラックスする」「肌がすべすべになる」といった美容・健康効果を期待するコメントも多く見られました。家では味わえない非日常の体験として、入浴そのものに楽しみを見出していることがわかります。

一般的に、入浴は1日の身体の汚れを落として清潔に保つためのルーティーンな行為と考えられがちです。しかし、日本では湯船につかるというユニークな習慣を通じてリラクゼーションのため、美しさを磨くために「入浴を楽しむ」文化が根付いていることが見えてきました。日本で育まれてきた独特の入浴の文化には、まだまだ興味深い側面が隠れていそうです。そこで、次回から入浴に関連したテーマにより深く迫りたいと思います。

Shiseido Japanese Beauty Institute調べ
調査時期:2019年11月

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